家づくり豆知識2021年8月2日【家 相談 どこ?】安物買いの銭失い

皆さんこんにちは
今回は『安物買いの銭失い』というテーマでお話していきます。

私たちは生活の中で必要なものを買い、消費しながら暮らしています。
もちろん買い物をするときは出来るだけ安いものを買いたいと思う人が多いと思います。

一回で使い切って捨ててしまうものに関してはもちろん安いことに越したことはないですよね?
100円均一のお店には『こんなものまで100円なの?』というものもたくさん増えてきました。

ある程度期間をもって使うものから価値観がそれぞれ変わってくると思います。
安いものを買って、新しいものを買い替えながら使っていく方が好きという価値観を持った方と、
良いものを買って、手入れをしながら大切に使っていく方が好きだという価値観を持った方です。

家に置き換えてみるとどうでしょうか?
安いものを買って、新しいものを買い替えながらという価値観ではお金が結果的に多くかかってしまいます。
例えば、1500万で建てた家を途中メンテナンスに400万かかり、35年で建て替えるとなったら、また1500万、70年としてまたメンテナンスに途中400万かかるとしたら合計3800万かかってしまいます。
そして、逆に3000万かけた家を70年メンテナンスを丁寧にして500万かかるとして、大切にしていけば3500万で済むとしたらどうでしょうか?

家は買うときにできるだけ安くというのはとても大切ですが、もっと大切なのは『安さの中身』なのです。最初に選ぶものを安く安くとしてしまうと、結局建て替えが必要になったり、余計にメンテナンスがかかったりすると合計が高くなってしまう可能性があるんです。高い建物のすべてがいいわけではありませんが、値段が高くてよい建物はたくさんあるということです。これも『高さの中身』なのです。見た目が豪華でも、肝心の中身が悪ければ持ちの悪い家になりますし、見た目は質素でも中身が良ければ、コストカットをしながら、質のいい家を手に入れることが出来るのです。

もし売るとなったとして、逆に買う側の気持ちも考えてみてください。
仮にオークションサイトなどで、何か欲しいものを買おうと思った時に同じ金額でノーブランドでボロボロのものと、ブランド物で状態がいいものがあった時、どちらを選びますか?
ということなのです。

衣食住では『衣と食』に重きを置く方がとても多く、『住』は寝にかえるだけだからいいと考える方も多いようです。
若い年齢ではそう思ってしまうのもわかります。しかし、人生は長い。現在は人生100年時代といわれています。仕事で定年を迎え、仕事をしなくなったときの居場所は会社ではなく、家です。それに加え、今このような状況下で会社に行くことも減ってきている方も多くなってきました。

だからこそ、居場所をよくすることで生活の質も高まっていきます。
さらに出かけることを控えるようになり、家で楽しむことが出来るようになり、生活のスタイル自体が変化してきていますよね
生活のスタイルに合った自分たちだけの居場所を作るかたがこれからどんどん増えてくると思います。

土地は一度手に入れるとなかなか手放さなくなります。すなわち、欲しいと思う土地はどんどん椅子取りゲームのように無くなっていくのです。
早く行動した人が勝つシステムなので、家が欲しいと思ったら、すぐに行動しないといけません。

まず自分たちはどうしたら家が買えるのか知りたい方は、是非おうちの相談窓口にいらしてください。