家づくり豆知識2020年10月26日マンションってどうなの? ~知っておきたいメリット・デメリット~

皆さんこんにちは。

今回はマンションについてお話していきたいと思います。

マンションに住みたいと思っている方は【駅の近く・利便性】を求めている方が多いと思います。

建物に関しても最近の新築マンションは床暖房などもともとついている設備が豪華だったりします。

マンションの下の階が商業施設なんてところも増えてきているみたいですね。

そんなメリットが多いマンションについてですが、デメリットについても知っておく必要があります。

①マンションは自分のものにはならない。

マンションは物件を購入するということについては建売を買うのと一緒ですが、まったく内容が違います。建売の戸建ては土地と建物がすべて自分のものとなりますが、マンションの場合は専有部と共用部に分かれています。専有部は自分のものですが、共用部はみんなのものという認識です。建売戸建は購入後、全部自分の思い通りになりますが、マンションはそうはいきません。専有部に関しても、何もかも自由にというわけにはいきません。共用部に関してはみんなでお金を出し合って、必要な処置をとる必要があります。

②様々なお金がかかる。

マンションに住むには様々なお金がかかります。自主管理以外のマンションは管理費がかかります。目安としては1万3千円前後でしょうか。そのほか、駐車場代がかかります。駅に近ければ近いほど高額になるでしょう。自転車置き場の利用代、ペットを飼うときに1匹いくらとかかるマンションもあります。それに加えて、積立修繕金というものがかかります。

③積立修繕金がかかる

②で様々なお金がかかると書きましたが、積立修繕金についてもっと深く踏み込んでいきたいと思います。積立修繕金とは、居住者がお金を出し合って、マンション修繕の積み立てをしていきます。

積み立てたお金はメンテナンスに主に使われます。災害時などの補修も行いますが、貯めていた金額が足りなくなりそうな場合は、一括で居住者から徴収することになります。新築で入る場合は0からのスタートになるので、積立修繕基金として最初に一括で支払いをする必要があります。大規模なマンションだと60万円くらい収めることになります。

様々なお金を月に換算していくと3万円以上になるところも多いです。マンションの物件価格が安く、住宅ローンが戸建比べて安かったとしても、様々なお金を加えていくと、注文住宅が建てられた!?となってしまうこともあるのです。

どうして家が欲しいのかの理由が場所だけを優先して決めてしまうのはちょっともったいない。の話ということをお伝えしたかったので、マンションのデメリットもしっかり踏まえたうえでおうち選びをして頂きたいと思います。