家づくり豆知識2021年12月8日【家 相談 どこ?】住みやすい街と住みたい街ランキングの違いとは?

皆さんこんにちは

本日TVで住みやすい街ランキングの3位に「多摩境」が選ばれたという話題がありました。
そこで司会者の方が、『住みやすいから住みたい街なんじゃないの?』という話をしていて、
【それはそうなんだけど】というのが本音でした。
その中でアナウンサーの方やコメンテーターの方が、『住みたい街ランキングは賃貸に住んでいる若い方が中心、住みやすい街ランキングはファミリー世代が中心、』『住みたい街は夢でリアルなのが住みやすい街』、といっていたのを聞いて【言い得て妙】だなと思いました。

住みたい街ランキングの上位に入るのは、土地をすでに持っているか、とんでもなく現金を持っているか、住宅ローンをすごく借りられる方か、世帯年収がとても多く、2馬力で働き続けられる方か、というのが本音です。
司会者の方は吉祥寺ならリアルだと思うとおっしゃっていましたが、司会者の方の経済観念ならそうかもしれません。
しかしながら一等地となると、住宅ローンの最高額を借りる覚悟が必要です。毎月の支出のほとんどが住宅費に消えることになるでしょう。

住みたい街ランキングは『利便性』というよりも『ブランド力や見栄』が優先されているもので、住みやすい街ランキングは『等身大』で『心地よく暮らす』ことが優先されているランキングに感じました。

住み慣れているところが住みたい街ランキングに入っているなら購入時はかなり難しいのだと考えて、住みやすい街ランキングの街を参考にしてはいかがでしょうか?
住みたい街は住みたくても、それに見合うお金を出すことが出来なければ、住むことはできないのです。

いつまでたっても買えない方は、その事実に目を背けてしまい、『時期が来れば買える』と待ち続けるか、『やっぱり高いんだ』と諦めてしまい、賃貸でずるずる暮らす方です。
何はなくともお金がないと家は買えません。将来引越しの可能性がないのであれば買った方が心の満足感は高く、心地よく暮らすことが出来ると信じ、住宅購入のお手伝いをしています。

皆さんも自分に合った『等身大の住みやすい街』探してみませんか?