家づくり豆知識2021年12月20日【家 相談 どこ？】住宅ローンの基礎知識

皆さんこんにちは
今回は【住宅ローンの基礎知識】についてお話していきたいと思います。

ここでいう基礎知識とは、一般的に出ている情報ではなくて
誰も教えてくれない「こんなこと知っていて当然」のような雰囲気で
だれも触れないところです。

Q.住宅ローンってなに？
A.住宅ローンは住宅(建物)を購入する際に借りることが出来るお金のことです。
土地だけの購入は出来ません。住宅を買うために土地が必要という際に土地の分も合わせて住宅ローンが借りられます。

例えば良い土地が見つかって買おうと思っても、どんな建物を建てるのか決まっていない場合は住宅ローンを借りることが出来ません。
土地と建物を同時に進めていく必要があるということですね。
土地探しはオークション形式の椅子取りゲームです。いち早く見つけても、1円でも高く買って、建物の計画がある人がいれば簡単に奪われてしまいます。
１円でも高く買う人が出てくる前に決まってしまえば１円でも安く買うことが出来るということです。
見つけることと、決めるスピードが早い人がよい土地を手に入れることが出来るということになりますね。

Q.住宅ローンっていくら借りられるの？
A.人それぞれです。収入に応じてというのはベースでありますが、その借りる人個人のお金のやりくりを金融機関は見ています。たくさん収入があっても、安定していない、たくさん使ってしまう、借金がある。住宅以外のローンが複数ある。などそれぞれの経済状況に応じて借りられる額や金利が決まってきます。
お金のやりくりが上手で、借金がない人、収入が安定している人は物件に対して満額融資を受けることが出来たり、金利も最高の優遇を受けることが出来たりします。

住宅ローンの金利ってなんだと思いますか？
ズバリ、【住宅ローンのレンタル料】です。

住宅ローンという商品を貸す代わりに、そのレンタル料を住宅ローンの終わりが来るまで請求するというのが金利です。
お金のやりくりが上手じゃない方に貸すというリスクがある場合は、そもそもの貸す金額を少なくして、少しでも多くレンタル料を高くしようとするのは当然のことです。

Q.金利って借りる金融機関によって違うの？
A.違います。ネット銀行は金利が安いです。ネット銀行の金利はなぜ安いのか？それは有人の金融機関と違って人件費がかかっていないからです。
直接担当者に話を聞くことが出来ないのがデメリットです。サービスをどこまで求めるのかというところで選ぶ基準にもなるでしょう。

Q.金融機関によって何が違うの？
A.団体信用生命保険の保障の内容が違ったり、金融機関でのサービスが違います。例えば団体信用生命保険が適用になった場合、住宅ローンが無くなる、又は半分になるなどの違いや、繰り上げ返済の手数料のシステム違いなどがあります。金利の一番低いところでと選びがちで、総額は確かに変わりますが、月に換算するとものすごい負担が変わるという事でもないので、自分に合った金融機関、サービスなどで決めるのがいいでしょう。

とにもかくにも、金融機関からお金を借りるときには、自分が今までお金とどう向き合ってきたのかを金融機関に審査されるということです。
日ごろからのお金との向き合い方に真剣に考えた方がいいでしょう。ものすごい節約をするということではなく、無駄遣いをしないようにすることがとても大切です。

無駄遣いをしているかどうかを知りたい方は、おうちの相談窓口で『ライフシミュレーション』を実施してみてはいかがでしょうか？
現在の年齢から生涯までのお金の動きを今の経済状況からシミュレーションすることが出来ます。

無駄をなくし、住宅の購入が出来れば住宅という資産を残すことが出来、老後の住宅費を抑えることが出来るのです。

是非ご検討ください。