家づくり豆知識2021年12月27日【家 相談 どこ?】いまの家からもっと良いものを望んでいるのに、なぜ家賃と同じ額で買えるのか・・・

皆さんこんにちは

チラシなどでよく、『家賃並みで買える』というおうちを目にすることがありませんか?
しかし、よく考えてください。誰を基準に家賃並みといっているのでしょうか?

家賃が15万以上の方の事でしょうか?7~8万円くらいの方の事でしょうか?
人間は情報を受けると、悪いものには過剰に反応し、良いものは自分の都合の良いように解釈してしまう傾向があるようです。
『家賃並み』というワードは賃貸に住んでいる方には誰にでも当てはまるワードですよね。
そのワードを受け取った方は自分の都合の良い解釈をするので、家賃が7~8万円で、
自分が現在住んでいる場所の近くで、今住んでいる1~2LDKの賃貸から3~4LDKの自分好みの広いおうちが買えると思ってしまうのです。

住宅業界にはパワーワードが結構あります。
『家賃並みで買える』『坪単価が安い』『1000万台で買える』『○○○万円の家』など特に目を引くワードが代表的です。

このワードに隠されている秘密は本体価格だけの金額であり、付帯工事費やオプション分、諸経費を抜いた価格であるということです。
建売住宅は金額を安く見せて、買うときになってからこれはオプションだ、あれもオプションだ、この分は価格に含まれていないと急に言われたりして
最終的にはチラシと大きく違う金額になってしまったということはよくある話です。
今更引き返せなくなってから金額が最終的に確定するので、安いと思って飛びついたらこれってもしも注文住宅でも行けたんじゃないかという結果にもなりかねません。

安さを売りにしているハウスメーカーは標準のスペックを低くして、オプションを積み重ねていく方が多く、この場合も、中堅、大手ハウスメーカーやこだわりのある質の高い工務店で建てられたのでは・・・・
という結果に最終的になってしまった方も多いと思います。

家を購入してしまってから気づいてしまったのでは、後悔してももとに戻ることはできません。一生に一度しかないことだからこそ、自分の今置かれている環境と経済状況、これからのライフプランをしっかり考えて、自分に合ったものをしっかり選んでいくことで、老後も幸せな人生を送ることが出来るのです。

今回は『家賃並みで買える』というパワーワードを中心にお話しました。
人を引き付ける言葉はすべてが正しい言葉ではないということをお伝えしたかったからです。

じぶんの都合の良い解釈にならないように
おうちの相談窓口で現実的に考える機会を持ちましょう。
わたしたちがお手伝いをさせて頂くことに対する金額は無料です。
じぶんたちの想いがしっかり作れるようになるまで何度でもサポートさせていただきます。

是非ご来店をお待ちしております。