家づくり豆知識2020年9月7日家づくりに大切なこと。 シリーズ⑦ ~立川 国立 府中 調布 注文住宅~

皆さんこんにちは。

今回は土地探しについてお話していきたいと思います。
家を買う=土地を買うという方が多いと思いますが、土地探しでよくある失敗例を見ていきましょう

今回の失敗例は家を買うならまず『不動産屋さん』というところで、何も考えずに突っ走ってしまった結果起こってしまう失敗です。

1、ガスや上下水道などライフラインが未整備だった
「あって当たり前」だと思っていたガス管や水道管。でも、それが買った土地まで来ていなかった…そんな未整備はまだまだあります。最悪の場合、管の通っている主要道路まで何十メートルもの道路を自己負担で掘り返すということもあり得ます。この場合、追加で100万円程度のお金がかかってしまいます。

2、買った土地が軟弱地盤で地盤改良が必要だった
いざ家を建てる段階になって、土地の地盤調査をしたら、実は建築に不向きな軟弱地盤だった。こんな場合は、地盤を補強する「地盤改良工事」が必要になります。地中にコンクリート柱を埋め込む必要もあると、100万円程の出費が考えられます。地盤調査は土地を買ってからしか行えないため、こんな失敗例は少なくありません。

3、夢見ていた間取りが土地の法規制で NG だった
買った土地の地域によっては、法律で建物の大きさ、高さなどに規制が設けられていることもあります。そんな場合、家が思い通りに建たない。という残念な結果になります。

4、土地に予算を割きすぎた
先に資金計画を立てないと、予算を知らないまま土地を買ってしまうことになり、小さな家しか建てられなくなってしまうことがあります。建物に回す資金を十分に確保することも忘れないでください。

5、ローン返済が追いつかず家を手放す結末になった
先に土地を買ってしまい、残った予算では小さな家しか建ちそうもないとなったとき、住宅ローンの借入金を増やすのは絶対にやめた方が良いです。返済能力をオーバーした借金は、生活を破綻させます。最悪の場合、家を手放すことになります。

知らないままなんとなくで、気が付けば具体的に話が進んでいるので、引き返せないという状況から結果的に失敗してしまったという例ですね。

不動産屋さんは「土地を売る」のが仕事です。住宅の専門家ではありません。住宅の知識を持った担当の方にあたることも少ないと思います。場所だけで選んでしまうと様々な問題が出てきてしまい、失敗をしてしまうことがあるのです。

じゃあどうしたらいいんだ!!ということになるのですが、それはまた次回お話していきたいと思います。
「土地探しの実践編」です。