家づくり豆知識2022年1月17日【家 相談 どこ?】住宅に対するお金のかかり方

皆さんこんにちは。
今回は『住宅に対するお金のかかり方』についてお話します。

言われると当たり前で頭にくると思いますが、冷静に考えてみると『確かに・・・・』となると思うので良かった読んでください。
住宅を構成するものとしては①材料費②人件費がかかります。

総合すると、高い住宅には高い理由が。安い住宅には安い理由があります。
①を安くしているのか②を安くしているのかによって、考え方や性能、品質に影響が出てきます。①と②の特徴をお伝えしていきます。

①の材料費に関しては、企業の規模、そして仕入れのボリューム、仕入先との関係性などで大きく変わります。
起業の規模が大きく、仕入れのボリュームがあれば価格を抑えることが出来ます。コンビニでものを買うのと、コストコで買い物をするイメージだとわかりやすいと思います。
スーパーでも単品とまとめ売りだと、まとめ売りの方が安いですよね。住宅だからといって特別なことはないんです。
数多く施工している会社はある程度仕入れの約束をして、安く材料を仕入れているケースが多いです。
そして仕入れ先との関係性というのもあります。
例えば住宅設備(バス・トイレ・キッチン)などは色々な会社からお客様の要望に合わせて仕入れているのが通常ですが、ある住宅会社は1社専属契約をして
ボリュームを集中することで仕入れコストを抑えることが出来るということです。
他にも古くからの付き合いのあるサッシメーカーさんと苦楽を共にしてきた住宅会社さんも他の会社よりも安く性能の高いサッシを安く仕入れることが出来るというケースもあります。

企業努力を仕入れに注いでいる会社さんは材料費を抑えることが出来ているので、いい材料でしっかりいい家を建てることが出来るのはいいですよね。

②の人件費に関しては、関わる会社と人数によって変わってくるということです。
すべて自社で人を構成していれば外注費がかからないので人件費は安くなります。
逆に外注費が多いと人件費は高くなります。
ハウスメーカーは営業と管理、設計は自社で施工は別というケースが多い。
工務店は自社ですべて担当しているケースが多いです。

人件費が極端に安い場合は他人に負担がかかっているということになります。
スケジュールが短く設定されていたり、支払われる報酬が少なくなったりすると
仕事の質に影響してくるというのはすぐに理解が出来ると思います。

せっかくの一生に一度の住宅購入なので、設備などにお金をかけがちですが、
住宅は人が造るものという事を忘れてはいけません。
お金=サービスの対価であるということはしっかり頭に入れて考えましょう。

①と②を総合して自分たちが安心して借りられる金額に合わせて、ピッタリな住宅会社をご紹介いたします。
背伸びしすぎず、住み続けられる家を手に入れましょう!!

ご相談お待ち申し上げております。