まち歩きナビ2021年5月31日 【家 相談 どこ?】そもそもの家の値段ってどれくらい?

皆さんこんにちは。

皆さんが知りたいことの多くはいくら出せば買えるのか?ということですが、
1000万円台で買えるおうちもありますし、3000万円台のおうちもあります。

現在賃貸にお住いの方は、家賃を払っていると思いますが、
家賃=大家さんの利益+建物の維持費+建物のローン代というところになります。
大家さんが建てたアパートのローンの肩代わりをしているといっても過言ではありません。

例えば、家賃が7万円だとして、35年住んだとします。更新料などを抜いても2940万になります。

賃貸は建物の一部をレンタルするイメージです。土地はここには含まれていません。
よく、家賃並みでと建売のチラシがはいっていますが、気を付けた方がいいです。
※の後に頭金○○○万円、変動金利0、○○%と書いてあり、あまり現実に沿わない条件でローンを組んだシミュレーションになっているケースもあります。

東京の土地価格は大きさにもよりますが、多摩地域で立川から西側のエリアでも、駅徒歩15分では40坪で2000万円以上する土地がほとんどです。
そう考えると、月々7万円の家賃並みで買える物件があるとしたら、土地を2000万円として考えると家は940万円で建っているということになります。
平均的なおうちを建てるのに2000万円かかると考えると、半分以下で建っていると思うと、なんだか心配になりませんか?

建売は土地とセットで安く売るというのがもともと。場所で選ぶ方は家より場所を優先しているので、家の性能や耐久性などは後回しになりやすい傾向にあります。

そうした場合にどうなるかというと、後々ガタが来て最悪の場合建替えなければならないということになってきます。
建売と、注文住宅の違いの一つとして、
建売は買ったら終わりあとの面倒は自分たちで。注文住宅は住宅会社の点検を定期的に受けることが出来る。という違いもあります。
あともう一つは
使っている材質の品質が違うということです。建売は場所を買うことに重きを置く傾向があるので、建物にあまりお金をかけないで建てた方が、業者としては良いということになります。
それでも買ってくれるからです。

資産価値、資産価値といいますが、結局自分たちが住んで終わるのであれば、自分たちが出せる範囲のお金で、快適な家を建てた方がいいということになります。
家は負債という人もいますが、今はリバースモーゲージのような仕組みもあるので、売ることが出来ないということもなくなりつつあります。

場所ではなく、自分たちが幸せに暮らせる家を探してほしいものです。