家づくり豆知識2021年4月19日【家 相談 どこ?】 注文住宅でお金をかけた方がいいところ

皆さんこんにちは

今回は注文住宅でお金をかけた方がいいところをお話していきたいと思います。
注文住宅でお金をかけた方がいいところは・・・・・・

ズバリ!! 
建て終わってから見えなくなる部分と省エネ・メンテナンスに関する部分です。
その部分とは
①躯体(家本体の土台となる構造体 例)檜柱・集成材・パネル・2×4など)
②断熱材・サッシと窓
③屋根・外壁
です。

①躯体に関しては、耐震性や耐久性に影響してきます。自分の収入に合った会社を選べば問題ありません。
②断熱材とサッシについては様々な種類がありますが、どの断熱材が一番良いというのは誰も知りません。住宅会社の方も自分の会社が採用している断熱材が一番いいといってくるで
しょう。でも、少し考えてみてください。自分がもしその立場であったら、他社の方がいいとは言えないですもんね。そして、比べたとしても数値的に最終的に選んだ住宅会社の一番グレードの高いものを選ぶといいです。
サッシと窓に関しては、最低でも複合サッシ、窓は最低でもアルゴンガス入りがいいと思います。
③屋根と外壁は、最終的に選んだ住宅会社で一番トータルコストがかからないものを選びましょう。導入のイニシャルコストと維持のランニングコストのトータルです。

住宅設備に関してはあまりお金をかけなくてもいい部分です。住宅設備にこだわりがあり、どうしてもグレードを高くしたい場合は予算に合わせて調整してください。
寿命を考えると、よく持って15年といわれています。生活水準は退職するまで、年齢を重ねれば重ねるほど上がっていきます。最初に最高のグレードのものを入れてしまうと、いざ交換となったときにグレードを落としてしまうと、周りの雰囲気と全然変わってしまうので、あまりお勧めしません。作り付けの家具も慎重に検討しましょう。見方によっては家の一番の特徴のあるスポットになりますが、気に入らなくなったり、生活に合わなくなってくると、どうすることもできないややこしいスポットになってしまうからです。

吹き抜けも人気ですが、照明や窓が高いところになるので、掃除をどうするか、電球切れが起きたときのことを考えたときにはあまりお勧めできるものではありません。

いかがですか?今が一番大切ということもわかりますが、年を重ねて、動けなくなってきたときに色々と問題が出てきたときに後悔しないように最初から先々のことを考えて、おうちは作っていくというのが必要です。

見た目ばかりにお金をかけるのではなく、性能にお金をかけていった方が、トータル的に最終的には安く済むことをしっかり考えていった方がいいですね。