家づくり豆知識2021年6月21日【家 相談 どこ?】withコロナ時代で求められる新しい生活様式対応の家づくり

皆さんこんにちは。
本日は
「withコロナ時代で求められる新しい生活様式対応の家づくり」
というテーマでお話していきます。

新型コロナウイルスの影響で生活スタイルや働き方が大きく変わり、住まいにおいては感染症対策が重要になりました。
最近では『新しい生活様式』に対応した家づくりを求める方が増えてきています。感染症予防を考慮した最新の住宅における間取りや設備はどう変化しているのでしょうか?

◆玄関近くに手洗いスペース&ファミリー収納
新型コロナウイルスに限らず、風邪やインフルエンザ対策にも「手洗い・うがい」が重要とされています。
できるだけ家の中にウイルスを持ち込まないよう、玄関に近い場所に「手洗い・うがい」ができる洗面台を設置できると安心ですよね?
ドアノブやスイッチなどの消毒の回数を少なくできるのがメリットです。
さらに、玄関近くにコートや帽子・カバンなどが収納できるファミリークローゼットがあると
帰宅時にウイルスや花粉などを室内に持ち込まないようにすることができ、感染・アレルギー対策の面からも有効です。

◆宅配ボックス、パントリー(食品庫)の需要が拡大
「ステイホーム」で通販やデリバリーを利用する機会が増え、スマホでプチ贅沢をしている方も多いと思います。
宅配ボックスの設置はマストな設備の一つです。不在時でも荷物を受け取れるので、再配達の手間も解消できる便利な商品です。
また人との接触を避けるため、買い物の回数を減らす「まとめ買い」をする方が増えています。
キッチン近くにパントリー(食品庫)に保存の効く食品や日用品もストックできるので、災害時の備えも安心ですね。
期限近くになったら処理していくのが大変とならないように、期限の長い好きなたべものを探すのも面白いかもしれないですね。

◆ワークスペースの確保
集中が必要なテレワークやオンライン授業などに適したスペースがない場合は、当の本人はかなりのストレスを受けてしまうと考えられます。
在宅ワークが常態化していくことも考え、ワークスペースを作るのが当たり前になってきます。
リビングに隣接して個室となるワークスペースを設ける。または寝室の一角にスペースを確保する方法もあります。
小さなお子様がいるご家庭ではLDKの中にワークスペースを確保することをおすすめします。
お子様の様子を見ながら仕事ができるように書斎的カウンターの設置は家事スペースとしても使えますね。
ただデメリットとしては、オンライン会議中にお子様の映り込みや生活音が入ってしまうことがありますので注意が必要となります。

◆ウイルスを持ち込まない動線計画
外出からの帰宅の際に一番気を付けたいのが家の中にウイルスを持ち込まないような間取りです。玄関から直接リビングやダイニングなどを通らずに済むように、「玄関➡→洗面所→ファミリー➡収納→➡リビング・ダイニング」といった動線は感染症対策に役立ちます。

いかがでしたか?コロナウイルスが終息を迎えても他のウイルスの脅威にさらされるかわかりません。
家は生活の中心である居場所。少しでも居心地がいいような間取りや性能、機能性が欲しいですよね?

自分達の範囲で最高の家が出来るように皆様のお手伝いをさせていただきます。