家づくり豆知識2020年12月21日よいおうちの基準について

皆様こんにちは

今回は良いおうちの基準についてお話していきたいと思います。

 

皆さんは良いおうちってどんなおうちだと思いますか?

内装と外観にお金をかけた立派なおうちって想像された方いませんか?

 

もちろん間違ってはいないのですが、正解でもありません。

 

ズバリ!!正解は『国の求める基準をクリアしたおうち』です。

国の方針では2020年までに、標準的な新築住宅でZEHを実現とされています。

ところで『ZEH』って何?と思っている方がいらっしゃると思うので、『ZEH』についてお伝えしたいと思います。

ZEH・・・・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で、快適な室内環境を保ちながら、住宅の⾼断熱化と⾼効率設備によりできる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅

と経済産業省で定義されています。

簡単に言うと、暑さ寒さに強い、光熱費のかからない住宅ということです。内装を豪華にするのではなく、太陽光などエネルギーを創り出す設備を導入することで、長い目で見た場合、光熱費の削減や、災害時などの有事に備えることが出来る、『高耐久』『省エネ』のおうちですね。

建てるときには基準を満たすと補助金が出たり、贈与税の非課税額が大きくなったり、メリットもたくさんあります。一時的な出費は大きくなるものの、生涯を通じてかかる金額をみた場合、大幅なコストダウンにつながることになる場合がほとんどですので、国の基準を満たした住宅を建てることが大切です。

自分たちが出来る範囲で、できるだけ良いものを建てることが、老後になっても長持ちする良いおうちになるということです。

 

安かろう悪かろう。安さの秘密は何なのか?をしっかり見極めることが大切ですね。

 

いかがでしたか?今回は良いおうちについてお話しました。次回をお楽しみに